被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます

 この度の熊本地震で被災された皆様、ならびに関係者の方々に謹んでお見舞い申し上げますとともに、災害で無念にも生涯を閉じられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。

 緊急地震速報で震源地が熊本と、ニュースが伝えるなか、「熊本震度7」の文字に、日本全土を震撼させた、かつての阪神淡路大震災、東日本大震災を連想された皆さまも多くいらっしゃることと思います。

 私事ですが、親族の大半が熊本県在住ですので安否が判明する間の、こみ上げてくる不安は言いようがありませんでした。未だ行方不明の方の縁者、近隣の皆さまの心中を思うと、唯々胸が締め付けられる思いです。幼い頃、緑豊かな山間の小川で泥鰌をすくい、お弁当を持って祖父母と出かけた阿蘇。あの赤い大橋を渡ることは、もうできないのだと思うと、大事な思い出さえも逝ってしまったようで、涙が溢れてきます。伝えられるニュースのなかで、とるものとりあえず、子供様が描いた絵だけを握りしめて避難される映像や、土砂のなかに埋もれた写真や思い出の品々をご覧になって涙される被災地の皆さまの無念さは如何ばかりでしょうか。

 まだまだ余震が続き、避難所などで、不安な毎日を過ごしておられることを思い、ご無事でありますことを願うばかりです。

 被災された皆さま、地域への支援として各方面での著名な方や団体で、義援金や支援金の募金活動も繰り広げられ、それぞれの立場で知恵を絞り、アクションが展開されている様子から、今後は、私たちが医療ソーシャルワーカーとしてできる目前のことに取り組み、被災地が直面している受診や療養上の課題を見極め、解決の糸口が掴めるよう、被災地での活動や勤務している医療機関で、できる限りの支援を行う予定です。

 当協会員一同、被災地の皆様への一日も早い救援を心よりお祈りいたします。佐賀県医療ソーシャルワーカー協会へのお問合せや連絡を希望される際には、下記のURLで、連絡を取ることが可能です。お手伝いすることがあれば、どうぞご連絡ください。

<お問合せやご連絡>

平成28年4月25日

 

佐賀県医療ソーシャルワーカー協会

会 長  大石 美穂