令和3年度 第3回研修会を開催しました!

 令和4年2月11日(金)と令和4年2月20日(日)の2日間にわたり、今年度第3回目となる
佐賀県医療ソーシャルワーカー協会研修会を開催しました。
 医療法人武田内科 地域連携室長であり、日本医療ソーシャルワーク学会 副会長であられる
大垣京子先生を講師にお迎えして、『生活支援者としての医療ソーシャルワーク ~患者の権利を
守るという視点から面接技術を学ぶ~』というテーマで講演をして頂きました。研修では、面接を
行う上での心がまえやその進め方、面接時に意識するポイント、対話のテクニックなど多くの内容を
実際の事例を活用したロールプレイ・グループワークを交えながら学ぶことができ、大変充実した
内容の研修となりました。
 ZOOMを使用したオンライン研修ということで、今回佐賀県はもとより、九州各県の医療ソーシャル
ワーカー協会会員の皆さまにも研修開催をご案内したところ、福岡・熊本・宮崎・沖縄の会員の
皆さまにも多数参加して頂くことができました。参加された方は、経験年数1年目から20年以上の方
までと幅広く、「初めてのグループワーク研修の参加で緊張したが、先輩方の技法などを見ることが
でき、これからの面接に活用できるところはしていきたい。」、「ベテランといわれる年数になっても
面接技術はまだまだだと改めて感じた。専門職としての自信と責任を感じるとともに、MSWという職種の
楽しさを再確認できた。」、「他県のMSWと一緒に研修会に参加することはとても刺激的で意義がある。
今後も各県乗り入れで研修を企画して欲しい。」などの感想を頂くことができました。
 佐賀県医療ソーシャルワーカー協会では、今回の研修で頂いた皆さまからのご意見を踏まえて、今後も
会員の皆さまに日常業務で役立てて頂けるような学びの機会・交流の機会が提供できるよう、努めて
参ります。