佐賀県協会のソーシャルワーカー・デー企画として、去る平成28年8月3日(水)に『熊本地震被災地支援者を囲む会』を開催しました。
熊本地震後、当協会から益城町総合体育館の避難所に派遣した会員は合計15名となりました。今回の研修は、会員の被災地でのソーシャルワーク実践を、多くの会員で共有し、被災地でのMSWの役割を考える機会を設けたいと企画しました。
当日は、平日の夜にも関わらず、全会員の3分の1にあたる34名が参加し、第一部では、嬉野温泉病院の正司吏臣氏、うえむら病院の貞包康晴氏による講演を聴きました。災害時に私たちMSWに何ができるのかを真剣に考え、被災地に想いを馳せました。
また、第二部の親睦会では、各テーブルで派遣者を囲んで、食事を楽しみながら和気あいあいとその体験を共有し、大変楽しく有意義な時間を過ごせました。
なお、参加したみなさんの会費の残金(1,000円)は、熊本の農家の方の募金活動に協力させていただきました。 (災害対策委員 倉田順子)