令和6年7月28日(日)に第2回佐賀県医療ソーシャルワーカー協会研修会を集合研修で開催いたしました。
今回は『ソーシャルワーク実践に活かす臨床技術~シュミレーションプラクティスをもとに~』をテーマに、関西学院大学人間福祉学部社会福祉学科教授池埜聡先生をお招きしご講義をいただきました。
今年2月にも池埜先生には佐賀県協会で『ソーシャルワーク実践に活かすカウンセリング・スキル』についての講義を頂き、参加者の方々から次回開催を望む声が多く
池埜先生に再度佐賀の地にお越しいただき、研修会を開催することができました。
今回の研修では、事例を通してまずはペアとなり、MSW役とクライエント役のロールプレイを行い、次にグループで面接に対してのディスカッションを行いました。
里村理事(MSW役) 倉田副会長(患者役)の面接場面のロールプレイの様子です。
実際の面接場面を拝見しながら、池埜先生より距離間や姿勢・態度・トラッキング・言い換え・感情の反射・要約など
面接で必要な技術の活用方法について教えていただきました。
後半のワークでは、池埜先生(MSW役)下田事務局長(患者役)の面接場面を拝見させて頂きました。池埜先生がどのように面接場面で技術を活用されているか実際に拝見させて頂くという大変貴重な機会をつくって頂きました。
今回の研修会では、ソーシャルワーク実践に活かす臨床技術をシュミレーションを通して学ばせて頂き、
受講した参加者から大変勉強になったという声をたくさんいただくことができました。日々の業務の中で患者・家族の声を聞くには必ず面接が必要であり、面接の技術は練習をしないと技術の向上には繋がっていかないと感じています。ロールプレイは緊張しますが、今後も機会があればこのような研修会を開催していきたいと思っております。
次回第3回研修会は9月か10月頃にオンライン研修を予定しております。
多くの会員の皆様のご参加をお待ちしております。共にソーシャルワーク技術向上を目指しましょう!