会長 梶原 順  (済生会唐津病院)

  この度は、ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
  日頃から、地域の関係者の皆様、協会員の皆様には、佐賀県医療ソーシャルワーカー協会の活動にご理解とご支援を頂き、厚くお礼申し上げます。令和5年度より佐賀県会長に就任しました梶原順と申します。

  当協会は、「会員の相互協力により佐賀県における地域医療福祉の連携と発展に寄与すること」を目的として平成2年に発足し、今年度で33年目を迎えます。歴代の会長が積み上げられてこられた協会員活動、地域活動への功績をもとに、協会員とともに協会のさらなる発展を目指していきます。どうぞよろしくお願いします。

    

     

~「3つのつながりへの意識」と「一体感」~
 
協会員の皆様へ

  昨今新型コロナ感染症拡大防止の観点から、集合型の活動が制限され協会員の皆様との交流が難しい時期を過ごしておりました。オンラインなどの手段で、なんとか県協会活動を維持してまいりました。コロナが一旦落ち着いた今でも、医療従事者である私たちは予断を許さない状況です。今後も、皆様とつながるために様々な手段を用いながら、活動を継続していきます。

  協会員の皆様と共有しておきたい言葉として、「3つのつながり」への意識と「一体感」をあげたいと思います。3つのつながりとは、『支援が必要な人』とのつながり、支援する『担い手』とのつながり、そして『地域』とのつながりです。日常の業務の中で私たち医療ソーシャルワーカーは、支援が必要な人へ、ともに支援する担い手である他(多)職種との協働を意識して活動を行っています。このような協働の実践は、経験の浅いソーシャルワーカーにとっては大変貴重です。知識と積み上げた経験を同職種同士で共有し、また研修を通して「価値・倫理」に基づいた学びを皆様とともに享受していきたいと思います。

  これらつながりは、「信頼」の積み重ねが礎となり実現できているものです。協会員の皆様の協力を頂きながら、協会として地域からの「信頼」を積み重ねていきたいと思います。

ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

                              佐賀県医療ソーシャルワーカー協会

                                      会長  梶原 順